SSブログ
火宅のお話 ブログトップ

新たな生活 [火宅のお話]

9年前の今日、夜7時すぎ。
母は、出稽古にいったお寺の茶室で、お弟子の次男さんとお喋りしつつ、棗にお茶をはりながら。
そのままコトンと棗を置いて、崩れるように倒れて。

それきり、帰らぬ人になりました。

心室細動でした。

続きを読む


nice!(6)  コメント(2) 

ブラックホール出現 [火宅のお話]

こんなカテゴリーを作ったせいなのか否かはともかく、思い出すのも忌まわしい。
連休明けで、ばたばたしていた月曜の午前。

突然、父方の叔父から、電話が入った。

私のブログを最初から読んでいる方など、ほぼいないだろうから、簡単に説明すると。
もともと父方の親戚と母は折り合いがよくなく、年賀状と冠婚葬祭くらいのつきあいで。
しかも、子供レベルの我々はまったくの接触なし、という。
(父親すらも、自分の兄弟なのに、それ以上の接触をもとうとしていなかった)

だから、話すのは、母の一周忌以来ということになる。

続きを読む


nice!(11)  コメント(2) 

ちょっとだけ、箱あけました [火宅のお話]

今日、何気なくカレンダーを見て。

「あれ……今日は、母の祥月命日だったのか……」と、思ったのは。
9時に起きて、まったりお風呂にはいって、その後のこと。

七回忌が終わってからは、毎月の最終日曜、家にお寺さんがくる苦痛を回避するために。
お布施を一年分、お盆のころに諸経費を収めるのと一緒に、お願いすることにして。
それから、もう、家では、そういう事柄は、一切なにもしてないので。

だからといって、特に何をするわけでもなく、普通にその後もすごして。
今、もう、午後の6時、ですか……。

続きを読む


nice!(9)  コメント(3) 
火宅のお話 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。