完全撤収への道（３）

今日の薬局は、ゲロが出るくらい忙しかった。
午前から薬歴がたまり出し、午後になっても、たまり続けて……。
いったい患者数は何人よ、と、日報を見に行って納得。
こりゃ忙しいはずだ。
まぁ、ＧＷ前と同じってことなんだね。
４連休前だものね。
私にいたっては、明日、公休なので、５連休だし。
で、そんな状況なのに、明日休むので、仕事を残していくわけにもいかず。
ちょっと残業になった５時３０分までに、猛烈な勢いで薬歴を仕上げ。
幾つかの雑用も仕上げて、ヘロヘロになりながら、帰宅。

さあ！
いよいよ、引越しのクライマックスが来た！
と、自分を奮い立たせようにも、仕事でエネルギーを使い果たしてしまっていたので。
昨日、作った荷物を車で取りに行って。
新居に降ろして、なんとか夕飯を食べたら、２時間くらい寝てしまいました。
それから、むっくり起き上がって、旧宅に行き。
薬品庫に潜って、中の物を全部出しました！！！！
空っぽだった、お店はまた物であふれてしまったけど。
調剤室はいまだに、物であふれているけど。（これは、廃棄物が多い）
でも、視界に出ているものを始末したら、これで、店もお終いと言える状況についになったのだ！
まぁ、薬品庫から物を全部出した段階で、腰がやばくなってきたので。
今夜はこれでお終いってことで。
新居に戻ってきたけど。
引越し始めてから、もう、三ヶ月……。
でも、やっと……。
やっと、ゴールが視界に入ってきたことを実感しています。
今日も、変態の糞が、事務室にまで入り込んで弄っている痕跡があったので、本当に気分わるかったけど。
もうそれも、少しで、お終い。
完全撤収したら、絶縁状を書いて、もう、二度とあの家には行きません。
母と二入でお店を１８年やって、２０年過ごした家だけど。
母が逝ってからの地獄の１年１１ヶ月が、すべての懐かしさを帳消しにしてしまうほど。
もう、糞のいるあの家は、私にとって、嫌悪の対象でしかない。
あれは、私と母の過ごした家じゃない。
まったく別のものになってしまった……。
家全体に、魑魅魍魎のオーラがあふれていて、居住部分には、１歩も足を踏み入れたくないし。
実際、出入りも店のシャッターからしてるので、居住部分がどうなっているのか、知りません。
知りたくもない。
まぁ、もう、アレのことを考えるのはやめよう。
理解不能な生き物のことで、気分を害するのは、無駄なエネルギーをつかうことになるから。
母がいたときから、あの生物には愛情はもともとなかったけど。
血が繋がっていることからの、一抹の憐憫の情はあったのだけど。
母が逝ってからのあまりの酷さに、呆れ果て。
もう、全てを消し去ってしまいたいです。
そうなれるのも、もう少し……。
明日も、ガンバロウ！！