どんより週末 [茶道の道]
昨日の薬局は、土曜にしては珍しく暇。
んで、終業も12時半ちょっと前。
で~、昼食をとってから、お稽古に行ったら、本日は炉のお濃茶。
前回のお薄よりは、マシだった(マシって、なんだよ)。
とは、思うけど……。
もう、丸4年たつというのに、単なるお濃いのお点前でも、先生にいわれないとスラスラできないテイタラク。
それでも自分的には、最初見た時は、なんと複雑怪奇なのだろうと思ったお濃茶のお手前が。
まぁ、なんとか出来るようになった、というのは、感慨深い。
……などと、向上心の低い考えに浸っていたら、いきなり、先生が。
「来年の、支部の初釜は、お二人には水屋で、お濃茶を点ててもらいますから」と、仰ったので。
そうだ……。
来年の初釜は先生は当番で、お濃茶のお席だった、というのを思い出したのでした。
(ちなみに、本日のお稽古は仲良しHさんと二人きり)
仲良しHさんは、お母様の骨納めも済んで、ちょっと落ち着いたのか。
「ミィシャさん、ガンバリましょう!」と、意気込みをみせているけど。
なかなか茶道レベルの上がらない私は、お濃茶のお茶とお湯の量が、毎回なかなか把握できず。
あげくに、お茶碗が違うと、もう、ほとんど自信ナシ状態。
こんな私が、支部の初釜の水屋のお濃茶を点てるのは、いかがなものか……。
でも、お点前をさせられるよりは、マシなので。(マシとか、言うなよ)
これは、頑張るしかないか……と……。
先生、いつもながら、スミマセン!
……と、ここで、謝っても、何も解決しないけど、まぁ、とりあえず。
そんなワケで、お稽古終了後。
これは、16日から一ヶ月は、緊急携帯当番だし。
下旬には、椿も入れなきゃならないし。
同時期に、タイヤ交換もしなきゃならないし。
11月末には、薬局の棚卸しもあるし。
12月9日は、死ぬより嫌な健康診断もあるし。
そんなコトしてたら、あっという間に、年末で。
また、初釜の着物も(……ああ、まただ……)決めなきゃならないし。
ちなみに。
昨年の今頃申請した「講師」のお免状は、夏にお父様が逝去されてから休みがちなSさんと、仲良しHさんと、私の三人がなかなか揃わないので。
「お渡しするのは、来年にしましょう」との、こと。
どうやら、先生は、Sさんの申請したお免状のお点前をしてみせてくれようと、しているらしい……。
ってことで、なんか、いろいろ考えただけで、も~、ドンヨリ。
でも、帰宅後は。
どんよりしてても、何も生まれないぞ、と。
そうだ、そういえば、初釜で使うであろう、嶋台の茶碗がウチにも、あったなぁ、と、思いたち。
母が平成18年の初釜で使用したきりなので、どうなってるかなぁ~、と、出してみたりしてました。
二階の道具部屋に行って、引越ししてから、まったく手付かず状態のごちゃごちゃしてる中。
茶碗の棚を探すこと、10分くらい。
んで、やっと箱、発見。
出してみたのが、コレ。
初釜で使用するであろう嶋台の茶碗と、同じモノ、ですね。
(嶋台というのは、お正月の初釜、お濃茶に使うめでたい茶碗のこと)
んで、これ。
母がしまってから、はじめて開けるんだけど、実は、紐がかかっている箱を開けるのは、今でも超苦手で。
紐の分解写真を撮らないと、開けられない有様。(再現できないと、困るので)
で~、中は。
こんなカンジで、ウレタンが……おお……。
んで、おそるおそる、中から出してみると。
キャベツじゃないぞ。
こんなフウに、二個の茶碗が。
ウレタンの中は、紙にくるまれたお茶碗がいて。
出して、重ねると、これは間違いなく嶋台の茶碗だ。
(って、違うものがはいってたら、大変だろ~が)
んで、予想通り。
母が18年の初釜に使用して、金箔や銀箔を張りなおさないでそのまましまってたので。
金はそうでもなかったけど、銀は相当、はげてましたね。
(ホントは、金箔・銀箔が綺麗に張られていて、ピカピカです)
まぁ、張りなおしには、ちょっとお金がかかるので、そのまましまっちゃったのでしょうけど。
なんだか、母の時の初釜を思い出してしまいました。
あの時は、私はお茶なんか全然してなかったけど。
母に頼まれて、お菓子係りをしたんだよなぁ~。
あれから、6年後。
母は逝き、新しい家で、こうして紐を解かれた嶋台の茶碗を眺めていると。
なんとも説明のつかない、複雑な気持ちになってしまいます。
「お前が、お茶をたてるなんて、楽しみだね~」
と、ひやかすような母の声が聞こえたようで。
「あの世にいったら、私の点てたお濃茶を、のませてあげるからね」と。
言ってはみたものの。
それより先に、現実の初釜に対応しなきゃ、ダメだろ、自分、と。
まぁ、そういうことで。
また、どんよりしながら、お茶碗をしまったのでありましたです。
(でも、久しぶりに中、見れてよかった)
それから、今日日曜ですけど。
天気もよくなかったので、終日家にいて、ダラダラ雑用をしてました。
んで~。
実は、昨日、お稽古の帰りに買い物をした際。
ちょっと、と思って寄ったホームセンターで。
ヤバイもの発見!
見てのとおり、椿……です……。
「吹雪白玉」と「初嵐」。
「吹雪白玉」は持ってるけど、「初嵐」は、ないなぁ~。
……って、考えながら、気がついたら買ってしまってる自分が居たワケ、なのだな。
んで、実は。
昨年買った、苗の椿は、結局、半分くらいが夏のうちに死滅してしまいました。
植え替えをして、大きい鉢にしてやって、水も絶やさないようにしてても、枯れてしまうヤツは、枯れるのだ。
でも、4本くらい、生き残っているので。(生存率40%)
基本的には、戸外で越冬できない当地で、椿を越年させるのは至難の業で。
母も、それこそクソ一杯枯らして、枯らして。
んで、残った当地になじんだツワモノが、ウチの大きな椿達なので。
その仲間入りをするということは、まぁ、簡単なことではない、のは、わかってるんだけど、ね~。
ってことで。
新参者は、さっそくちょっと大きな鉢に植え替えしました。
んで、ついでに、そのイキオイで。
縁側に、椿を入れる準備もちょっとだけ、しましたです。
んでも、ね~。
それこそ、来年の先生の初釜の椿は、ウチの椿を使えたらと、思ってて。
ってことは、1月15日にいいカンジの蕾状態にもっていくとなると。
実際、それは椿頼みの、神業でしかない……。
んで、私に出来ることは、寒さに耐えうるギリギリまで、戸外に置いておき。
ヤバイと判断したら、一気に搬入するしかないので。
(さっさと家の中に入れると、正月までに咲いてしまうのだ)
まぁ、準備だけはしておかないと、多分、私、その夜、連中の重さで、数回、死ぬから。
はははは~。
んで、終業も12時半ちょっと前。
で~、昼食をとってから、お稽古に行ったら、本日は炉のお濃茶。
前回のお薄よりは、マシだった(マシって、なんだよ)。
とは、思うけど……。
もう、丸4年たつというのに、単なるお濃いのお点前でも、先生にいわれないとスラスラできないテイタラク。
それでも自分的には、最初見た時は、なんと複雑怪奇なのだろうと思ったお濃茶のお手前が。
まぁ、なんとか出来るようになった、というのは、感慨深い。
……などと、向上心の低い考えに浸っていたら、いきなり、先生が。
「来年の、支部の初釜は、お二人には水屋で、お濃茶を点ててもらいますから」と、仰ったので。
そうだ……。
来年の初釜は先生は当番で、お濃茶のお席だった、というのを思い出したのでした。
(ちなみに、本日のお稽古は仲良しHさんと二人きり)
仲良しHさんは、お母様の骨納めも済んで、ちょっと落ち着いたのか。
「ミィシャさん、ガンバリましょう!」と、意気込みをみせているけど。
なかなか茶道レベルの上がらない私は、お濃茶のお茶とお湯の量が、毎回なかなか把握できず。
あげくに、お茶碗が違うと、もう、ほとんど自信ナシ状態。
こんな私が、支部の初釜の水屋のお濃茶を点てるのは、いかがなものか……。
でも、お点前をさせられるよりは、マシなので。(マシとか、言うなよ)
これは、頑張るしかないか……と……。
先生、いつもながら、スミマセン!
……と、ここで、謝っても、何も解決しないけど、まぁ、とりあえず。
そんなワケで、お稽古終了後。
これは、16日から一ヶ月は、緊急携帯当番だし。
下旬には、椿も入れなきゃならないし。
同時期に、タイヤ交換もしなきゃならないし。
11月末には、薬局の棚卸しもあるし。
12月9日は、死ぬより嫌な健康診断もあるし。
そんなコトしてたら、あっという間に、年末で。
また、初釜の着物も(……ああ、まただ……)決めなきゃならないし。
ちなみに。
昨年の今頃申請した「講師」のお免状は、夏にお父様が逝去されてから休みがちなSさんと、仲良しHさんと、私の三人がなかなか揃わないので。
「お渡しするのは、来年にしましょう」との、こと。
どうやら、先生は、Sさんの申請したお免状のお点前をしてみせてくれようと、しているらしい……。
ってことで、なんか、いろいろ考えただけで、も~、ドンヨリ。
でも、帰宅後は。
どんよりしてても、何も生まれないぞ、と。
そうだ、そういえば、初釜で使うであろう、嶋台の茶碗がウチにも、あったなぁ、と、思いたち。
母が平成18年の初釜で使用したきりなので、どうなってるかなぁ~、と、出してみたりしてました。
二階の道具部屋に行って、引越ししてから、まったく手付かず状態のごちゃごちゃしてる中。
茶碗の棚を探すこと、10分くらい。
んで、やっと箱、発見。
出してみたのが、コレ。
初釜で使用するであろう嶋台の茶碗と、同じモノ、ですね。
(嶋台というのは、お正月の初釜、お濃茶に使うめでたい茶碗のこと)
んで、これ。
母がしまってから、はじめて開けるんだけど、実は、紐がかかっている箱を開けるのは、今でも超苦手で。
紐の分解写真を撮らないと、開けられない有様。(再現できないと、困るので)
で~、中は。
こんなカンジで、ウレタンが……おお……。
んで、おそるおそる、中から出してみると。
キャベツじゃないぞ。
こんなフウに、二個の茶碗が。
ウレタンの中は、紙にくるまれたお茶碗がいて。
出して、重ねると、これは間違いなく嶋台の茶碗だ。
(って、違うものがはいってたら、大変だろ~が)
んで、予想通り。
母が18年の初釜に使用して、金箔や銀箔を張りなおさないでそのまましまってたので。
金はそうでもなかったけど、銀は相当、はげてましたね。
(ホントは、金箔・銀箔が綺麗に張られていて、ピカピカです)
まぁ、張りなおしには、ちょっとお金がかかるので、そのまましまっちゃったのでしょうけど。
なんだか、母の時の初釜を思い出してしまいました。
あの時は、私はお茶なんか全然してなかったけど。
母に頼まれて、お菓子係りをしたんだよなぁ~。
あれから、6年後。
母は逝き、新しい家で、こうして紐を解かれた嶋台の茶碗を眺めていると。
なんとも説明のつかない、複雑な気持ちになってしまいます。
「お前が、お茶をたてるなんて、楽しみだね~」
と、ひやかすような母の声が聞こえたようで。
「あの世にいったら、私の点てたお濃茶を、のませてあげるからね」と。
言ってはみたものの。
それより先に、現実の初釜に対応しなきゃ、ダメだろ、自分、と。
まぁ、そういうことで。
また、どんよりしながら、お茶碗をしまったのでありましたです。
(でも、久しぶりに中、見れてよかった)
それから、今日日曜ですけど。
天気もよくなかったので、終日家にいて、ダラダラ雑用をしてました。
んで~。
実は、昨日、お稽古の帰りに買い物をした際。
ちょっと、と思って寄ったホームセンターで。
ヤバイもの発見!
見てのとおり、椿……です……。
「吹雪白玉」と「初嵐」。
「吹雪白玉」は持ってるけど、「初嵐」は、ないなぁ~。
……って、考えながら、気がついたら買ってしまってる自分が居たワケ、なのだな。
んで、実は。
昨年買った、苗の椿は、結局、半分くらいが夏のうちに死滅してしまいました。
植え替えをして、大きい鉢にしてやって、水も絶やさないようにしてても、枯れてしまうヤツは、枯れるのだ。
でも、4本くらい、生き残っているので。(生存率40%)
基本的には、戸外で越冬できない当地で、椿を越年させるのは至難の業で。
母も、それこそクソ一杯枯らして、枯らして。
んで、残った当地になじんだツワモノが、ウチの大きな椿達なので。
その仲間入りをするということは、まぁ、簡単なことではない、のは、わかってるんだけど、ね~。
ってことで。
新参者は、さっそくちょっと大きな鉢に植え替えしました。
んで、ついでに、そのイキオイで。
縁側に、椿を入れる準備もちょっとだけ、しましたです。
んでも、ね~。
それこそ、来年の先生の初釜の椿は、ウチの椿を使えたらと、思ってて。
ってことは、1月15日にいいカンジの蕾状態にもっていくとなると。
実際、それは椿頼みの、神業でしかない……。
んで、私に出来ることは、寒さに耐えうるギリギリまで、戸外に置いておき。
ヤバイと判断したら、一気に搬入するしかないので。
(さっさと家の中に入れると、正月までに咲いてしまうのだ)
まぁ、準備だけはしておかないと、多分、私、その夜、連中の重さで、数回、死ぬから。
はははは~。
2011-11-06 20:33
nice!(1)
コメント(1)
xml_xslさん、niceありがとうございます。
by ミィシャ (2011-11-06 22:21)