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新たな生活 [火宅のお話]

9年前の今日、夜7時すぎ。
母は、出稽古にいったお寺の茶室で、お弟子の次男さんとお喋りしつつ、棗にお茶をはりながら。
そのままコトンと棗を置いて、崩れるように倒れて。

それきり、帰らぬ人になりました。

心室細動でした。

私が母を最期に見たのは、お寺に車で送っていって。
バイバイと手を振っている姿をバックミラーに確認したのが6時55分ころ。

……それからのことは、もう今更なので言及しませんけど。

でも、今、私は幸せです。

特に、昨年秋の騒動後、積年の悩みから開放されて。

あれから旧宅は人手に渡って、今は別のご家族が住んでおられますけど、それにしても。

今の私の状況を9年前の私に教えてあげたい。

あれから、ずっとがんばってこれたんだよ。
いろいろあったけど、でも、自分の本当に幸せだと思える生活を。
やっと、手に入れて、そして。
元気で、仕事して、遊んで、楽しく暮らしているのだから。

まぁ、来年3回目の住宅ローンの繰上げを予定してるけど、それでも。
まだ、14年はローンがあるけど、ね。

今年の夏は、悩みがなくなったので、かなりすがすがしいです。

明日は仕事の後、お寺に護持会会費と骨堂維持費と、1年分のお布施を持参する予定。

……もう、母の祥月命日と思っても、よくない意味で特に心がざわめくことはなくなりました。

それだけの時の流れに乗って生きてきた証なのでしょうけど。
これからも、こんなふうに、無理なく、まぁ、日々をすごしていけたらなぁ、と。

さて、もう少しでお盆休みなので。
お休みには、家の雑用や庭の手入れでも、しますか。



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獏

全ては時間が解決するなどとよく言われますが
本当は時間よりもご自分の努力と心がけですよね^^)
よく頑張ってこられたんだなぁと尊敬します☆

by 獏 (2016-08-06 07:42) 

ミィシャ

みなさん、niceありがとうございます。

獏さん、コメントありがとうございます。

当初は、どうなるか五里霧中で、不安でいっぱいでしたけど。
……周りにたすけられて……ここまで来たカンジがします。
獏さんも、お忙しいでしょうけど、ご自愛くださいますよう。

by ミィシャ (2016-08-29 08:15) 

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