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私のグリーフワーク [グリーフ・ケア]

(最初に。今日のは、携帯で読むのはそ~と~キツイので、ゴメンね~~~~、ってことです[ちっ(怒った顔)]

で、今日は、私の周囲は穏やかな日曜で、特に記載事項もないので。

本日は、このあいだ立ち上げたばかりのカテゴリー、「グリーフ・ケア」をエントリーしようと思います。

しかし、実は。
どこから始めたらよいか、どういう方向で進めたらよいか、未だにかなり迷っている状態で。
とりとめなくなってしまったならばご容赦くださいと、最初に「でもしか」らしく予防線をはりますが。
私という人間を通しての、時系列的な事実やその際の断片的な心の動きは、過去の私のブログを参照するとある程度はわかるようにも思うので。
やはり「グリーフワーク(悲哀の仕事)」が辿るべき、一般的流れに沿って、エントリーしていったほうがよいと判断し。
基本的には、私が今でも一応「道しるべ」にしている本をベースに、思いつくエピソードを織り交ぜながら話をすすめていこうと考えています。

死別の悲しみを癒すアドバイスブック―家族を亡くしたあなたに


死別の悲しみを癒すアドバイスブック―家族を亡くしたあなたに





この本をアマゾンに注文したのは、2007年の8月24日と、もう記すのをやめてしまった10年日記には書かれていました。
私は、母の葬儀が終了してから特に1年くらいの間、相当音に敏感になってしまい。
深夜、シンと静まり返った仏間で、本を読み漁っていた時期がありましたが。
そんな状況下において、すがる思いで買った幾多の本の中の、おそらく、これは最初のモノではなかったか、と。
そう、記憶しています。

ただ、最初に申し上げますが、残念ながらこの本は「道しるべ」にはなっても当初の私の目的には、全く役には立ちませんでした。
その他にも、買った本(で、手元に残っているモノ)を、これからのエントリーで順次紹介していこうかと思っていますが。
それらも、ハッキリ二つのグループに分けることができる、と思います。

つまり、癒されるか、否、か。

当初の私が強く求めていたのは、ひたすら「癒し」だったので。
愛する人と死別した後の人間に対しての心理学的な分析や対処法は、残念ながら、まったくニーズにあいませんでした。

母が逝ってから3年8ヶ月たった今では、それらの本の意義も解り、冷静に読むことが出来ますが。
当初は、正直、客観的に記述されたそれらに、憤りすら感じてしまったと記憶しています。
しかし、自分の心に起こった明らかな異常事態に関して、最初にこうした心理学的な切り口に解決策を求めたのは、通常至極当然なことであるとは思うし、多少回り道ではあったにせよ。
いきなり、何かを妄信してしまうよりは、それはそれでよかったのか、と。
今になってみれば、そう考えることも、できます。

そして、私が、癒される本に出会うのは、それから、もうしばらく後のこと。
江原さんの「天国への手紙」という本を、アマゾンに注文した、11月6日まで待つことになります。

天国への手紙


天国への手紙





この本に関しては、また改めて、別にエントリーしようと思いますが。
私は、この本の中の、「死別は、決して永遠の別れではない。愛する人に先立たれたとしても、霊的世界に帰れば、必ず再会できるのです」という文に、「癒され」ました。
真偽のほどはさておき、当時の私にとってそういった「癒し」が、どれほど貴重なものだったかに思いを馳せると、今でも心臓が痛くなります。

さて、それでは。
これから、最初に示したキャサリン・M・サンダーズ氏の著書に沿って話を進めていく前に。
このまま続けると、本日は、相当長くなりそうなので、これ以降は、次回ということにいたしますが。
最後に、これから不定期ながら、グリーフ・ケアについて記していく上で、ぜひ、ふれておきたいことがあります。

今回の死者・行方不明者は、9日時点で27836人との発表がなされていますが。
これは、震災によって同時にそれだけの尊い人命が逝ってしまわれた、ということであって、その「グリーフケア」が類型的に扱われて然るべき、ではないと私は考えます。

つまり、27836人に関して、それぞれ、27836通りの大切な現実があり。
今まで特に親密に関係され、そして、今、大きく心を痛めてらっしゃる方達にとっては、それぞれ別個の「グリーフ」があると考えるのが、当然であり。
そこには、一つの正解ではなく、27836通りの正解があると考えるのが、まずは「ケア」の1歩目ではないかと感じるのです。

ですから、私がこれから記していこうと思っている「グリーフ・ワーク(悲哀の仕事)」および「ケア」も。
あくまでも、私の経てきた過程にすぎないという前提のもとに、お読みいただければ、より私のお伝えしたいことに近くなると。
そう、私は考えています。

その人の「グリーフワーク」は、その方、個人のモノで、他の誰のものでもありません。
この点は辛いことですが、厳然としていて、ごまかしも妥協もないと思います。
そして、むしろそう割り切って自分の「グリーフ」をとらえた上で、他の多くの情報を受け止められた方が、より、「ケア」されやすいと、私は感じています。

……長くなりました。
それでは、どうぞ、皆様。
頑張りすぎないで、御自愛くださいますよう、ご健康をお祈りしております。
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ミィシャ

ちょんまげ侍金さん、niceありがとうございます。
by ミィシャ (2011-04-11 19:11) 

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