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胆振東部地震 [生活雑記]

お久しぶりです。

昨年秋頃に、エントリーしてから、あっというまに1年たってしまってて。
(今年の2月に書いて下書きに入っていた記事、さっきアップしました)[ふらふら]

会社は、相変わらず殺伐としてますし。
やめる社員も後を絶たず。
古い会社を知っている人間は本当に数えるほどになってしまいましたが。

んでも、私は、相変わらずで。
まぁ、来年11月の定年(その後も継続勤務する予定ですが)を、このままの流れで滞りなく迎えたいと祈る日々だったところ……なんと……。

6日の未明、朝3時ちょっとに、大きな地震がありました。

揺れで起きて、けっこうでかいなと思って、おさまってから、階下にいくと。

リビングの背の高い戸棚の観音開きの扉があいて、グラスが数個落ちて割れていて。
とっさに、水道を調べると水はでる。

……が、いつまで出るのかわからないから、とりあえず、バスルームの浴槽に水をためることに。
で、それから家中を点検するも、特に落下物もなくそれ以上の被害もなく、ほっとして。

と、スマホにTちゃんからラインが。

「厚真で震度7だって」という内容に、かなり驚いて(そこで地震が起きたことはなかったので)
それからやりとりして、だいたいの地震の情報を入手。

その間に、停電になり。

んで、まだ早いから一旦寝ようと思っても、眠れるもんじゃないし。
ちょっとして、友人からメールがきたので、やりとり。
すると、地震が直接関係ない、かなり離れた地域の彼女のところも停電しているというのを知って。
「?」と、なる。

これは、停電、大規模なのかな……。

ただ、過去の大きな地震の時にも、停電したことはなかったし。
その他の原因で停電しても、最長数時間だったので、想定範囲は最悪その程度だったのですが。

その停電、なんと7日の午後6時頃まで続くことになってしまい。

通電再開は市内でも、まちまちで、早いところは6日の夜に復旧していたところもあったよう。
で、病院も学校も公的機関もないうちの町内は、かな~りあとまわしになったと、そういうことらしい。

仕事に関しては、とにかく停電だと話にならないので。
6日は出勤して、すぐ帰宅。
7日は午前のみ。
(でも、数件は6日も7日も受けた。Drが手書きの処方箋だして、ウチも薬袋手書きで、会計は次回で)
通電した8日から、営業再開となりましたけど。

電気のない真っ暗な夜は、一晩で限界。
それでも、実はその夜はまだ携帯も通じたし、携帯充電器は買ってあったし。
ランタンの明かりだけの中、NHKラジオをいれながら、ゲームしたり、Tちゃんとライン電話したりしてたりと、文明にはかろうじて接続してたんだけど。

二日目の朝に、携帯が通じにくくなってしまって、充電は80%でも圏外表示になってしまい。
結局docomoの通信障害がおこっていたらしいのだけど。
スマホからの情報が得られないこのまま、夜になってしまったら、どうしよう、と。
夕方6時に通電再開するまでは、絶望的な気分になりながら。

4時過ぎから、電波状態のいい地域に車で移動して、1時間半くらいゲームをやっていたのは、私です。[もうやだ~(悲しい顔)]

だって、朝からまったくログインできなかったし、夜もできないと思ったら、我慢できなくて……。

んで、最低限の作業を終えて、家に帰ろうとして、大きな通りにでたら、なんと。

そこに移動した時には、停電中でついてなかった、ウチのあたりの信号が全部点灯しているではありませんか![ちっ(怒った顔)]

「電気、再開したんだ!!」

で~、ダッシュでもどって、ブレーカーあげてみたら(地震後は、通電火災が心配されるので、ブレーカーはおとせと教えられたので、そうしていた)。

1日半ぶりに、家に明かりが灯って、一瞬で、もとの家にもどった感じがしましたです。

今、9日の夕方で、まだ、余震はあるし、この先大きな余震もあるかもなので。
予断は許さないですけど、それにしても。

ここ数年、私は、自宅にいるとゲームしたり、いろいろ、快適で楽しくて。
今年で住宅ローン減税も終了するということは、入居して丸9年たったということで。
それは、あれから11年たったのだなぁ、ということで、でも、そういうことそのものを、あまり考えなくなってきていたのですが。

……今回の大災害は本当に多くの人の人生を一瞬にして、変えてしまったようです。

通電して、やっとTVがみれるようになって、一日半、知ることのなかった山崩れの映像を最初にみた時、そのすべてが信じられませんでした。
過去、実際そこに行ったことはなかったけど、空港にも政令指定都市にも近く、豊かという印象の地域のあまりに哀しい変貌は、私の表現の限界をこえてしまっています。

普通の生活を普通にくりかえせる幸せが、一瞬にして失われてしまうことを私も体験していますが、だとしたら。

そこから歩みだし、明かりをもとめて彷徨う過程の困難さを超えた先に、かならず幸せがあることを。
そして、逝った方達は、あっちから全力で守ってくれていることを。
ここに、記して、今日は、終わりにします。

久しぶりのエントリーなので、とりとめないですが、まだ、地震が起こってから三日しかたってません。

また、思うこと、書けるときに、書こうと思います。
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