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母の誕生日(3) [母の弔い]

今日は、母の誕生日で。
あの忌まわしい日がくることなく、平和に生きていたら、今年で七十九歳。

今年も、私は、朝の掃除などのルーティンの後。
仏壇に御参りをする際、お菓子をお供えして、ハッピーバースディを歌った。

母のいない誕生日は、これで五回目。
そして、新居で迎える三度目の誕生日。

三年前の夏、新居を構えた私は、親の本籍から分籍し、そして。
三年前の今日、新居に住民票を移した。

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弛緩の月曜日 [母の弔い]

今日の薬局はまぁまぁ。
んで、私の精神状態もまぁまぁ……。
ってか、やっぱ、昨日の今日なので、なんとなく弛緩。[ー(長音記号2)]
あはは~。

幸い、一日特に何事もなく、予定調和的に終業。

んで、その後は、着物のクリーニング屋さんに昨日の紋付きを持っていって。
(ついでに、昨年の初釜に折りシワをつけてしまった母の袋帯もお願いして)

んで、帰宅してから椿を、精一杯労いながら水をやり。

で~。

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マイルストーン [母の弔い]

朝、4年9ヶ月使っていたデジカメが、突然壊れた。

椿の写真を撮っていたら、何もしていないのに真っ暗になってしまい。
その後、慌てて、カメラの中の写真をPCに救出した直後、起動もままならなくなって。
そのまま、逝ってしまったようだ。

2007年の3月下旬。
今、勤めている薬局を退社して、次の会社に勤める間の、わずかなインターバルに。
母と金沢旅行に行くことになり、急遽購入したデジカメだった。

カメラの中には、楽しかった母との能登や金沢の思い出が詰め込まれていて。
それは、まるでつい先ごろのように。
PCに落とした画像を見ながら、私は、4年9ヶ月の年月を思わずにはいられなかった。

その後。

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四年目の祥月命日 [母の弔い]

4年前の2007年、8月2日。
母は、右心室細動で、あの世に逝きました。

その日の午後6時55分。
送っていったお寺の入り口で、バイバイする母を横目に帰宅した瞬間までの私は、幸せだった。

と、三回忌のエントリーに、私は記しています。

それからのことは、今日は、いまさら触れないことにしますが。
そして、そこから、私の悪夢と地獄が始まってしまったのは、既知のコトなのですが。

それでも、昨日のエントリーでも触れたように。
今の私は、シアワセ、です。

ただ、そのシアワセの質が、母が逝く前の頃の、脳天気なシアワセと同義かというと。
それは、むろん、否、なのですが。

シアワセの形は、その時々で異なっていて然るべきであり。
だからこそ、絶望という地獄から這い上がってきた私が、こうしてまた、シアワセに再びなれるんだろうと。
逆に、そう、思うわけなのです。

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さすがに落ち着かない [母の弔い]

今日の薬局は、月初で忙しかったけど、月曜としてはまぁまぁ。

んで、土曜の緊急携帯の件も、懸念してた方向にはいかずに。
なんとか、丸く収まるコトになりそうということで、ホッとして。

……んでも……。

ここのところ、なんとなく、気分が優れないんだけど。
それは、あたりまえというか。

というのも、明日は、母の4回目の祥月命日で、あります。

これに関して思うことは、明日のエントリーで書きますが。

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なんとか木曜日 [母の弔い]

今日のエントリーは、どのカテゴリーにしようか迷ったのだけど。

母が逝くまで、まったくお茶を習ったこともなかったド素人の私が、ここまで、お茶を続けてきたのは。
ひたすら母の弔いの意味合いであったと言っても、過言ではなく。
そして、今年の10月でそれは丸4年になろうとしていて。
まだ、正式にお免状は貰ってないけど(先生のトコには来ている。不審菴の会費も払ったし)、茶道講師にすらなってしまったというのに。

それでも、なお。

私は、未だに茶道を好きになれないでいる。

でも、キライでも、ないのだが……。

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母の誕生日(2) [母の弔い]

今日は、母の誕生日で。
あの忌まわしい日がくることなく、平和に生きていたら、今年で七十八歳。

例年のごとく、私は、朝。
仏壇に御参りをする際、和菓子をお供えして、ハッピーバースディを歌った。

母のいない誕生日は、これで四回目。
そして、新居で迎える二度目の誕生日。
二年前の今日、私は、新居に住民票を移した。

そして……。
あの地獄の引越しから、もう、二年がたとうとしている。
振り返ってみても、この二年は、ウソのように早かったと感じる。

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突然の日曜日 [母の弔い]

本日は休日で、家で沈滞しながら雑用のみ。
まぁ、幸い、緊急携帯も平和だったので、今日も特記事項なしだなぁ~。
と、思ってた午後2時前のコト。

突然電話が鳴って、出ると、母のお茶のお仲間の声。
今は遠隔地にお住まいの方なのだが、今日、たまたまこちらに遊びにきたので、母の仏壇に御参りがしたいと、仰るのだ。[がく~(落胆した顔)]

「これから、伺いたいんだけど、よろしいかしら?」

んで、実際、終日グダグダする予定だったので。
寝巻き兼のスウェット上下、というおよそ人様に見せられない格好で、くつろいでいた私としては。
いきなりの「よろしいかしら?」宣言に、度肝を抜かれたと思ってくだせい。[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]

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あの時に似ている [母の弔い]

今日の薬局は、ほどほどの混みよう。
1日なので、朝出勤したら、納入されるモノが来ていて、事務員達が忙しそうに立ち働いていたけど。

しかし、普通ならどことなく漂うはずの、新年度という晴れがましさや、心弾むカンジは正直、全くなく。
まして、エイプリルフールでおちゃらける気分になど、到底なれず。
……これは実際、憂慮されるべき事態だと、思うのです。[ちっ(怒った顔)]

というのも、私という人は、基本的に。
周囲が悲しんでいるから、表面は悲しそうに大人しくしてても、んでも、内心は結構ふざけてたりするような、不謹慎なトコがある、最低な面を持つ人なんです、けど。
こと、今回の震災に関しては、マジで100%、心底悲しんで、憂いているし、どうにもやり場のない憤りすら感じてしまって、未だに自分の感情をニュートラルにもっていけずにいる、ってこと。

これは……あの時のカンジに、かなり似ている……気がするのです。

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母のDNA [母の弔い]

今日も薬局はまぁまぁ。
結局、今週は月曜に待ちぼうけをくわされたものの、平和裏に終了しました。[ー(長音記号2)]
あ。
明日は、公休なので、今週の勤務は今日で終了なのだ。[手(チョキ)]

で、今日のタイトルなんだけど。
今朝、コメントへの返事を書いていて、「母から髪の毛一本もらえなくなった」という記述に出会って。
ある事を思い出したので、ありました。

今となっては、どうしてそんなことをしたのか、とも、思うのだけど……。

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